トマトは、以前、「野菜」であるか「果物」であるのか、といった論争に発展した歴史があったようですが、現在のところ「野菜」として落ち着いているようです。江戸時代の日本に、トマトが伝わってきた時も、鑑賞用の「柿」として伝来したのだそうです。

トマトが食用とされたのは、昭和の時代からのようですから、つい最近のお話のようですね。薬膳としてのトマトは、喉の渇きを潤したり、消化を助ける働きがあるとされているようです。夏の野菜は、身体を冷やすなどと言われていますが、トマトのその1つのようです。

身体の冷やし過ぎが気になる方は、冷やしトマトではなく、常温でトマトを食べるような事も漢方や薬膳の中では語られています。

トマトは、その調理法によっても、その効能に変化がるようです。生のまま食すと、身体を冷やし潤いを与え、加熱すると、血流を促すような働きがみられるようです。